私たちがふとんに寝た時に、掛けふとんと敷きふとんで囲まれた小さな空間があります。この空間の環境を寝床内環境といい、よい睡眠を実現させるためには、快適な温度、湿度に保つ必要があります。寝床内の気温は当初室内と同じですが、人がふとんに入ると身体から発する温熱によって急上昇を始めます。やがてふとんが暖められて、人体の皮膚表面から発散される熱量とふとんから放出される熱量の間にバランスが保たれ、寝床内環境もほぼ一定となり、33℃±1℃の時が快適となるのです。
健康や美容を支える睡眠。その質と深くかかわるのが「入眠」です。自然な眠りを促すには、暑すぎず、寒すぎない33℃前後が最適な温度※1だといわれます。フレアベル サーモフェーズは、その最適温度へみずから調節する新素材サーモフェーズ®を上層のウレタンフォームに採用した機能性寝具です。
眠りの質を左右する温度。サーモフェーズ®は、温度が高いときに熱を吸収し、低いときに蓄えた熱を放散することで温度調節を行う素材。その表面に無数に並ぶPCMマイクロカプセル※2が、設計された温度と周囲の温度に差があると、吸熱または放熱することで温度変化を緩やかにします。しかもPCMマイクロカプセルの量は、一般的なPCM生地の3倍以上。それだけ温度調節機能が高いといえます。
夏と冬を想定した環境下で、サーモフェーズ®のマットレスと一般的なマットレスの表面温度を、サーモグラフィ撮影で比較。結果、入眠時のカラダや布団の急激な温度変化を抑え、1年を通じて快適な状態を保つことがわかりました。